「あなたの土地は大丈夫?」知らないと損をする地盤のこと

このページで使用している画像、文章は「株式会社 扶桑社」の了承を得て転載させていただいております。
「新しい住まいの設計」

月刊誌「新しい住まいの設計」(株式会社 扶桑社 発行)に、「あなたの土地は大丈夫?」というタイトルで、1994年1月号より1996年8月号まで通算32回掲載されたものです。

(解説・監修 ジオテック株式会社 住宅地盤相談室)

掲載号 相談内容・テーマ
1994年1月 5年前に大手建設会社の建売り分譲地の一画を買いましたが、現在家がかしぎ、流しやトイレの排水が逆流することがあります。半年に一度は配水管の目詰まりをとる作業をしなくてはならず、困りきっています。
1994年2月 見晴らしも日当たりもとてもいい、ひな壇の造成地を買って家を建て、一年経ちましたが擁壁側が沈んできて、この先とても不安です。
1994年3月 近くにたくさんの学校や公園のある環境のよい土地だと買ったら、基礎工事の時水が湧くようにでてきたんせす。
1994年4月 総棟数40棟の住宅団地の建売住宅をかいました。買って2年目、床が傾いてボールが転がるようになったのです...
1994年5月 我が家は4年前に建て替えました、隣家が最近建て替えることになて、見知らぬ機械が入っています。聞くと、このあたりはなんと軟弱地盤の谷地だとわかったんです!
1994年6月 建築条件付きの土地を見つけました。ところが見に行ったら周りは低湿地の水田。でも価格は魅力的だから、地盤調査をしてくれと要求したんです。けど、業者はやってくれなくて...
1994年7月 川沿いの土地。気に入て住んでいましたが、最近襖のたてつけが悪くなって、軟弱地盤だとわかりました。今更住み替えるわけにもいかず...
1994年8月 海の近くのびやかな環境が気にいて土地を買おうと思ったら義父に反対されました。埋立地は地盤が悪いのではないかって。業者はべた基礎にしたら大丈夫だと言います。でも本当なのでしょうか。
1994年9月 東海沖地震が噂されて久しい日本。地震で起こる"液状化現象"てどうなることを言うのですか?
1994年10月 一戸建てを建てようと土地を探しています。簡単に地盤の良し悪しを知る手がかりはないものでしょうか?
1994年11月 同じ地域の高台から駅に近い敷地に移りましたが、土地の色が違います。土の色で地盤のよしあしはわかりますか?
1994年12月 埼玉県北部に住んでいます。最近新聞で埼玉県北部は地盤沈下が激しいと読みました。我が家は大丈夫かと心配でたまりません。
1995年1月 現在水田の土地に盛り土をして木造2階建ての自宅を新築する予定です。盛り土については、いろいろ問題があると聞いたのことがあり、心配しています。そのまま家を建ててもよいものでしょうか?
1995年2月 豪雨の翌日に突然庭先が陥没しました。3ヵ月後には陥没した横に更に穴があき、建物の基礎が見えます。なぜこんなことが起こるのでしょう?
1995年3月 建売住宅を買って4年、最近窓の開閉ができなくなって、家が傾いていることがわかりました。建てた工務店に責任は問えないのでしょうか?
1995年4月 3階建てを建てるつもりですが、地盤調査をする必要はありますか?
1995年5月 阪神・淡路大震災で倒壊した・倒壊しなったかは、建物自体の耐震性能より、地盤の良しあしによって運命づけられていた!
1995年6月 地盤が液状化して傾いてしまった場合、どうやって復元するのか?
1995年7月 軟弱地盤ほど地震の揺れは増幅されやすい
1995年8月 軟弱地盤は局所的に震度が大きくなる。建物だけの防災策は無駄
1995年9月 地盤自体の耐震性を強める「地盤改良工法」とは?
1995年10月 ススンでいる横浜市。耐震診断は無料。改良工事は2%融資
1995年11月 活断層地震で本当にコワイ場所はどこ?
1995年12月 ”活断層”と同様に危険な”埋没谷”の存在
1996年1月 軟弱地盤は地価の評価額が下がります。
1996年2月 全半壊していなくても、それだけでは安全と言えない阪神大震災後の家
1996年3月 地震から身を守るのはやはり自分自身。さて何から始める?
1996年4月 地盤の良否は地名からもわかります。
1996年5月 大都市はすべてかつての入り江に立地しています
1996年6月 建物を沈下させるのは「圧密」という現象です。
1996年7月 地盤のデータベースがまもなくできます?
1996年8月 素人にもできる地盤調査法