東京23区統計調査の索引
東京都23区の工場数の推移と町丁目毎の工場であった可能性
調査内容
『東京都統計年鑑』から、東京都23区の工場数について調べました。
- 区全体の製造業者内訳
- 区で最も多い製造業者件数の経年変化
『事業所・企業統計調査報告』から、過去に工場があった可能性について分析しました。
- 調査地にある会社が、工場である可能性
- 町丁内の工場数
- 調査地の現在が住宅や更地の場合に、過去に工場があった可能性
なお、上記統計データは工場の推移やその割合を分析したもので、土壌汚染の可能性を評価したものではありません。土壌汚染の可能性の評価は、“地歴調査”で行います。
町丁目毎の分析に関する考え方
A.調査地にある会社が、工場である可能性
- 計算式
- 町丁内の工場÷事業所数
- 考え方
- 調査地にある会社が、工場である可能性。詳しくは地歴調査やヒアリングが必要。
B.町丁内の工場数
- 計算式
- 町丁内、東京都23区の工場密度(工場数÷面積)比
- 考え方
-
町丁内の工場数の密度。
東京都23区の工場密度より大きければ、町丁内は比較的、工場数が“多い”
C.調査地の現在が住宅や更地の場合に、過去に工場があった可能性
- 計算式
- 町丁内、東京都23区の製造業者減少率((S61製造業者 - H13製造業者工場数)÷S61製造業者)比
- 考え方
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現在、さら地や住宅地で、過去に製造業者が存在する可能性。
東京都23区の工場減少率よりも大きければ、町丁内は比較的、製造業者→さら地(住宅)の可能性が多い。