RES-P工法
住宅の基礎地盤を補強する
RES-P工法
弱い地盤を強くして住まいの安心を守る。
一般財団法人 日本建築総合試験所:性能証明 第04-02号 改9
一般財団法人 日本建築センター評定工法:BCJ-F872
RES-P工法の特長
RES-P工法はパイルド・ラフト基礎工法の一種です。弱い地盤中にパイプ(細径鋼管)を貫入して、地盤とパイプの複合作用で地盤を強くして沈下を防ぐ、住宅の基礎地盤補強工法です。
地盤の耐力を強化します。
- 設計・施工の管理は、(株)設計室ソイルで一貫して行っております。
- 施工時にパイプの貫入力を測定し、品質を確保します。
- 地盤中に一定の割合でパイプを打設し地盤の支持力の増加をはかります。
- 本工法は、建築センター評定工法であるため、自治体申請時の対応もスムーズで、御施主様にも信頼していただけます。
地盤の沈下を低減します。
- 基礎底面にパイプを基礎の種別(布基礎またはべた基礎)荷重度ならびに地盤強度に応じて配置し、地盤とパイプの複合作用によって、地盤の支持力の増加と沈下の抑制をはかります。
- 杭基礎ではないので、基礎の補強が要らず、通常の直接基礎で対応できます。平面地盤補強として設計可能です。
低振動・低騒音で施工します。
- 細径鋼管なので、地盤への貫入がスムーズです。 このため、他の工法に比べ、振動・騒音の発生を小さく抑えることが出来ます。
狭い土地でも施工可能です。
- 施工機は2t車ベースの車両で、材料以外の機材はなく、狭小地での施工が可能です。
残土処理が不要です。
- セメント系地盤補強工法では、掘削等のため残土が発生し、産業廃棄物として処分費用がかかりますが、RES-P工法では 残土が発生しないため、工事費が安価となります。
- 現場の見た目も印象が良く、整地された状態で基礎工事に引き渡すことが出来ます。
RES-P工法の適用範囲
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適用地盤
- 粘性土地盤および砂質土地盤
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ただし、ピート地盤および地震時に液状化の恐れのある地盤※には適用できません。
- ※: ピート地盤ならびに液状化発生の可能性がある地盤については、地域毎の地盤図などの既往資料の調査、または別途の地盤調査により、対象建築物の設計者の判断が必要です。
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建設予定位置にてSWS試験(場合によっては平板載荷試験やボーリング調査、コーン貫入試験等を追加)を実施し、基礎下2mまでの地盤強度が表に示す条件を満足する地盤に適用できます
基礎の長期荷重度と適用可能な地盤強度 基礎の長期設置圧
p(kN/m2)地盤の極限支持力度
qd(kN/m2)基礎下2mの平均Wsw
(kN)P≦30 60以上 0.50以上 30<P≦50 90以上 0.75以上
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適用構造物
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小規模建築物
下記の1〜3の条件全てを満たす建築物が適用対象です。- 地上3階建て以下
- 建築物高さ13m以下
- 延べ床面積1500m2以下 (平屋に限り3000m2以下)
- 小規工作物
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小規模建築物
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適用基礎構造
長期設計荷重度が50kN/m2以下の布基礎もしくは80kN/m2以下のべた基礎に適用可能です。