川崎市多摩区の地盤 C.「氾濫低地」菅野戸呂16*付近 氾濫低地の良好例です。 深度1m付近から良く締まった硬質層が認められ、その上部はやや軟質な粘性土層となっています。 これは多摩川の蛇行の痕跡として形成された自然堤防がその後の氾濫によって新たに堆積した粘性土によって被覆されているものと考えられます。 このデータの場合、上部の軟質層が薄いため、適切な転圧締固めを施せば、問題の少ない地盤と診断されました。 上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。 トップへ戻る