川崎市多摩区の地盤 B.「谷地」桝形5丁目付近 谷地(丘陵斜面の下部)のデータ例です。 地表部分では盛土に含まれる瓦礫分の摩擦抵抗のため高い数値となっています。 盛土の下には、軟弱な粘性土層が認められ、場所によっては深度8m付近に達しており、地盤のバランスを大きく欠いています。 このデータの場合、軟弱層の層厚に著しい差があり、上部に不均一な盛土が施されていることなどから、不同沈下の防止を目的とする適切な地盤補強策が必要と診断されました。 上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。 トップへ戻る