横浜市都筑区の地盤

D.「台地と低地の境」池辺町215*付近

斜面地にRC擁壁を設置して区画された宅地であり、盛土による造成地盤となっています。

太線と点線のポイントには同程度の厚さで盛土が施されていると判断されます。このため、数値にみられる差異は不自然であり、精度の悪い盛土が極めて不均一に行われたようです。特に点線部分には瓦礫の多量混入が予想されます。

このデータの場合、地盤のバランスを矯正し、盛土の不安要素を取除くためには、慎重かつ適切な地盤補強策が必要と診断されました。

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。