Q2、有害物質にはどんなものがあるのでしょうか?
回答
現在、土壌汚染対策法により有害物質として指定されているのは、以下の26項目です。以下のように様々な用途で使われています。また、自然の土壌でも高濃度に含んでいるものもあります。物質によって地下での挙動が違うため、分析の方法が異なります。
その他、自治体によってはダイオキシンや油類を指定している場合もあります。
油類については、「生活環境へのリスク」としてガイドラインが定められています。
人への健康リスクの観点から、特定有害物質の基準値が設定されています。
土壌汚染対策法の基準値は“溶出量基準値”と“含有量基準値”で、それぞれ、“地下水摂取のリスク”と“直接摂取のリスク”の観点から設定されています。下表には有害物質のそれぞれの基準値と主な用途を併記しました。