千葉市中央区の地盤
G.「氾濫低地」仁戸名町５丁目付近
上部には、瓦礫等を混入する盛土が行われているため、見かけ上の換算N値は大きくなっているようですが、その下部には、軟弱な土層が厚く分布しているのが確認できます。
このデータの場合、適切な地盤補強対策が必要と診断されました。
また、このデータのように、軟弱な土層の上に瓦礫等を混入する盛土を行なった場合、不安定な状態に陥りやすく、不同沈下の要因となることがあります。このため、見かけ上の数値（換算N値）だけにとらわれず、混入物や、土質考慮し、状況を見極めることも大切です。
上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。