江戸川区の地盤 B.「氾濫低地・自然堤防」西瑞江1丁目付近 下部層はその数値傾向から、氾濫による新たな軟弱土に被覆された自然堤防の痕跡と考えられます。 上部から2.0m程度は、元来軟弱な粘性土層であった所に、砂や砂利を主体とする盛土を施しているようです。 盛土部分は比較的バランスよく、良好に締固められていると判断されます。 このデータの場合、表層部がやや軟質であるため、基礎接地面の転圧締固めを適切に行い、基礎の接地圧を低減させるよう配慮すれば、住宅地盤としておおむね良好と診断されました。 上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。 トップへ戻る